ふそう陸送の環境への取り組み
 
 

「省燃費運転」聞きなれた言葉ですが・・・・

輸送の中心で活躍するトラックにとって、「省燃費、省エネルギーの問題」は、不変のテーマです。また、運送事業の経営環境も、景気低迷による運賃の抑制、軽油価格や高速道路料金の上昇、排気ガス規制による新型車両新車価格の上昇、既存車両の排気ガス規制対応装置購入などにより、ますます厳しくなっています。このような状況の中、利益に直結する運行経費の節減は会社存続のためにも大きな課題です。プロとして、当然配慮すべき輸送コストの削減はもちろん、限りある資源の有効活用に向けて、協力しなければならないと思います。
みなさんも私たちと一緒に、いま一度、省燃費ドライブについて考えてみませんか?

ふそう陸送では環境保護のため様々な規格に適合した、流通システムを採用しています。

ISO9001-2000 / EK021 / Gマーク等

省燃費運転
 
1.暖機運転は短めに
エンジンの燃焼状態やエンジンオイルの粘度が完全になるには、エンジン始動後3分程度で十分です。長すぎる暖機運転はムダのもと、と覚えましょう。
<省燃費のための暖機運転>
エンジン始動後、水温計の針が動き出したら準備OK。 寒冷地区の冬場でも約5分で大丈夫です。

2.停止時はエンジンを止める!
長いアイドリングは燃料の無駄使いです。車両から離れる時や駐車時などは、たとえ短い時間でもこまめにエンジンを停止する習慣を身につけましょう。公害防止の観点からも必要です。
<アイドリング中の1時間あたりの燃料消費量>
■大型トラック・バス・・・・約2リッター  ■中型トラック・バス・・・・約1リッター  ■小型トラック・バス・・・・約0.5リッター
※排気量により前後します。ターボ付車は同馬力車のターボ無エンジン車より排気量が小さいので、同じ時間アイドリングをしても少ない消費量ですみます。

3.空ぶかしは厳禁!
騒音や大気汚染の原因にもなる空ぶかしは、燃費にとっても大敵です。意識的でなくとも長年のクセでつい、などという場合もありますので、注意しましょう。
<大型トラックの空ぶかし>
大型トラック・バスでは、1回につき約12ccの燃料を余計に消費します。停止中20回の空ぶかしを行った場合、年間70リッターもの燃料がムダとなります。

4.急発進・急加速はいけません!
重量のあるトラックは、大きな力が必要となる急発進・急加速は苦手。燃費にいいはずがありません。また無理な急発進・急加速は、荷痛み・荷崩れなどの原因にもなり、かつタイヤ磨耗などの車両維持コストにも影響します。安全運行でお客様の信頼を高めるためにも、アクセルペダル操作はやわらかく、を基本にしてください。
<急発信・急加速の燃費ロス>
急発進・急加速を多用した場合、通常の運転に比べ、最大20%もの燃費ロスが出ます。

5.急停止もできるだけさけて!
前方の状況を把握した、予見性をもった運転。これは省燃費にとっても大切なことです。赤信号で停止するのがわjかっているのに、アクセルを踏み続け急停止するといった不経済ドライビングは、プロ失格。慣性力(惰力)を上手に使うためにも、エンジンブレーキなどの補助ブレーキを活用した運転を心掛けましょう。

6.ちょうどいいエンジン回転で走る!
タコメーターのグリーンゾーンは、省燃費の道しるべ。シフトアップは早め早め、シフトダウンは遅めに操作、が正解です。状況に合わせ、タコメーターの針がグリーンゾーンを超えないような運転で燃費に差をつけましょう。
<ロスの多い引っ張り型>
エンジンを適正回転にしての運転は、低速ギヤを多用する、いわゆる「引っ張り型」の運転に比べ、約20%の燃費向上効果があります。

7.ムラのある波状運転は不経済
次々に車線変更を行い、車の間を縫うようにすり抜けていく。加速・減速を繰り返し行う、このような波状運転は、実はとっても不経済。ゆとりと予見性をもった運転で、スピードを極力一定に保つことが、燃費向上の近道です。
<波状運転のムダ>
わずか±5km/hの速度変化による波状運転でも、約20%もの燃費悪化につながります。また、排気ブレーキのスイッチを常時ONにしておくと、波状運転状態になりますので注意ください。

8.スピードは控えめに!
空力性能も向上しているとはいえ、トラックが速く走るためには、空気抵抗を考えなければなりません。速度の2乗に比例する空気抵抗により、スピードアップは燃料消費に直結。このため、高速道路では80km/h、一般道路でも40〜50km/hまでのスピードを控えた運転が、省燃費に適した運転なのです。
<定速運転での省燃費効果>
速度が10km/h変化すると、燃費も約10%変化します。

9.補助ブレーキの有効活用
停止・減速時には、まず補助ブレーキ。この習慣も大切なポイントです。エンジンブレーキや排気ブレーキをはじめとする補助ブレーキの作動中は、ほとんど燃料消費がありませんので安心してご使用ください。補助ブレーキを使いこなすことで、降坂時はもちろん、市街地でも燃費が伸ばせます。また、ブレーキライニングやタイヤの寿命延長にも効果的です。
<補助ブレーキを使用しての走行>
補助ブレーキを使用しての走行は、エンジンの燃料噴射がほぼゼロに抑えられるため、ニュートラルでの走行に比べて10〜30%燃費が良くなります。

10.燃費低減のための車両仕様・管理
燃費の低減効果を更に高めるためには、運転方法以外にもあります。
・車両管理:タイヤ空気圧の適正管理やエアクリーナーエレメント清掃等の、始業前点検および定  期点検の励行。
・運行管理:状況に応じた運行経路や運行時間帯の選定。空気抵抗を考えた荷姿や積載量の適  正化。
・車両仕様:積荷や輸送条件に応じた、車両形態・適正エンジン、ミッション・デフギヤ比等の選定。 ドラックフォイラー等の空気抵抗を低減させる装備。

11.ま と め
これまでご覧いただいたように「省燃費運転」をするためには、安全運転のポイントでもある、ゆとりのもった運転が必要です。車両の点検・整備。余裕のある運行計画。心にも体にもゆとりをもった運転。まわりの状況を読む予見性のある運転などなど。万全の備えで、どんな時でもあわてず騒がず、プロドライバーならではの冷静な運転が省燃費につながります。また単に、燃費や整備費用の問題だけではなく、安全運行や環境へのやさしい配慮は、きっと世間の信頼・理解も高めるはずです。いいことづくめの省燃費運転を、ぜひ積極的に我々と広げていきましょう。

参考資料:三菱自動車発行パンフレット「省燃費運転」

安全運転
 
当社の1部門である陸送のドライバーは、工場で組み立てられた車両を架装メーカー、販売会社等に運搬するのが主な仕事で、登録されていない車両(商品)を運転しています。
みなさんもボディーが無い骨組み(フレーム)だけのトラックを、街中で見たことがあると思いますが、そのトラックを運転をしています。
普通街中に走っているトラックは、運送会社又は事業者が所有するトラックですが、私たちの運転しているトラックは、何処の何方が使用(購入)されるのか判らない、判っているのは自分のトラックではないということだけです。
したがって、一般のトラック運転手より慎重かつ安全な運転をしなければなりません。事故はもちろんのこと、飛び石、街路樹等の接触による車両への小さいキズまでも注意して運転をしています。
そんなドライバーの普段心掛けている運転及び行動を、ご紹介したいと思います。


全般的な運転
■ 発進する場合は、前の車が発進してからワンテンポ遅らせて発進する。 (信号が青になっても、前の車が走らない場合がある。)
止まる場合は、車間距離を十分とりエンジンブレーキで減速し、最後にフートブレーキで止まる。 (そのぐらいの余裕を持って走る。)
■ 右左折、針路変更の際は、ウィンカーは早めに出す。 (早く出すことにより、周りの車に早く注意を促す。)
■ 交差点の信号待ちで先頭に止まる場合は、停止線は超えない。なるべく手前で止まる。
■ 運転するトラックの車種、架装を考えコースを決める。 (トラックには2〜4軸の車両があり、ホイールベース、リヤオーバーハングの違い、架装されている場合は高さがまちまちである。)
■ 夕方は、早めにヘッドライトを点灯する。消灯は遅めにする。
■ 前後左右の車に、「商品車を運転しています」と判るような運転をする。 ダンプ及び廃棄物車のトラック、4WD車の後ろを走行しない。
(小石、砂利等が飛んでくることが有るので。)
■ 走行中タイヤに石が挟まったような音がしたら、止まって石の排除をする。
■ 右折の際は対向車の確認はもとより、横断者がいないか十分確認する。
■ 道路工事現場の脇を通過するときは、前の車と十分車間距離を取り徐行する。

駐車のとき
駐車の際は、周りの駐車状況を確認し、他の車が通り(出入り)しやすいように停める。
または空いているところに停める。(他の車に接触されないようにする。)
原則として後向き駐車をする。(出発時出やすいように。)
バックしなければ出られないような駐車はしない。

バック走行のとき
バックする前に、窓を開け前後左右を目と耳で確認する。場合によっては車から降りて確認する。
人がいれば後ろを見てもらい、誘導してもらう。
バックするときはハザードランプを点滅させて、周りに注意を促す。

冬場(雪道・凍結路)のとき
山岳地域を走る場合はなるべく夜を避ける。
陸橋や河川の橋、日が当たらない場所を通る時はスピードを落とす。
外気温の温度を常に確認して走る。
(外気温3度が雪と雨の境、外気温−1度前後が路面凍結の境)
民放ラジオ、交通情報ラジオを聞いて、天気予報、道路状況を聞く。
早めに出発に時間に余裕を持つ。
チェーンは早めに装着する。
積雪時、除雪車が走っていたらそのすぐ後ろを走る。
除雪作業が終わって少し経過した道路は、路面が凍結しやすいので注意する。
装着タイヤの種類、タイヤチェーンの有無、ウェイト(砂袋の有無)等を出発前に、必ず確認する。
時々車を止めて、手や足で路面の状況を確認する。
後続車に追いつかれたら、安全な場所で停止して先に譲る。
峠等の手前で対向車がチェーンを巻いていたら、次のチェーン脱着所でチェーンを巻く。

長距離運行のとき
休憩は道路本線の脇や広くなた場所では止めず、トラックステーション、ドライブインの中に止める。
早め早めに休憩する。
少しでも眠気がきたらすぐ車を停めて休む。


当社ドライバーの資料より抜粋

     
Copyright ©2007FUSO LAND TRANSPORTE Co., Ltd. All Rights Reserved.